「英語の資格試験って何がある?」
って聞かれたら
真っ先に答えるであろう
「TOEIC」。
よく
「TOEICって受けた方がいいの?」
「TOEICって意味ないんじゃないの?」
っていうような
議論が繰り広げられていますよね。
そこで今回は
TOEICを受ける
メリットとデメリットを
3つずつ紹介していきたいと思います。
TOEICを受けるメリット
自分の現在の英語力を客観的に知ることができる
個人的には
これが最大のメリット
なんじゃないかなって思います。
「数字は嘘をつかない」
っていうくらいですからね。
数字を根拠に自分の英語力を
客観的に知ることができるのは
大きなメリットです。
昇進・昇給・転職に有利
先ほどもお話ししたように
自分の英語力を
客観的に知ることができます。
なので、第三者にも
「私の英語力って
これくらいあるんです!」
ってアピールすることができます。
それに、採用する側や
昇給させるかどうか審査する人が
TOEICの点数を見るだけで
「あ、この人は
これくらいの英語力があるんだな」
って一発で判断することができます。
いちいち一人ずつ部屋に呼んで
「はい、今から5分英語で話して」
っていうような試験をやる必要が
なくなるのは、人事側からしたら
楽ちんですよね。
目標達成能力をつけることができる
これ、意外じゃないですか?
なぜTOEICを通して
「目標達成能力」を
つけるのことができると思いますか?
TOEICの点数を上げるのって
簡単なことではないですよね。
独学で勉強を進めていくためには
- 自分の課題は何か
- 苦手分野はどこか
- どうやって勉強するか
- どうやって勉強時間を確保するか
- いつまでに目標スコアを達成するか
など、いろんなこと考えて
日々コツコツと
勉強を進めていく必要があります。
この自分の課題発見から始まり
自分の現在地と目標地点との間にある
ギャップをどうやって埋めていけば
目標を達成できるか。
TOEIC学習を通して
「課題発見能力」や
「適切な学習計画」
「計測してやり抜く力」
などを培うことができるんです。
意外と、企業によっては
TOEICを通して
英語力よりも
この「目標達成能力」
を見ているところも
あるみたいですよ。
TOEICを受けるデメリット
TOEICの勉強をしても英語は話せるようにならない
これが個人的に
TOEICの最大デメリット
だと思っています。
TOEICの勉強だけしても
英語は話せるようになりません。
なので、
TOEICが高得点だからこそ
自分の首を絞める可能性があります。
実際に私も苦しめられましたからね。
というのも、
「TOEICの点数高いから
英語話せるでしょ?
英語できるんでしょ?」
これが常にあなたをついて回ります。
私自身も
「TOEIC860点(当時)あるの?!
すごいね!
留学もしているし英語できるんだ!」
って言われ続けていました。
確かにできるんですけどね。
でも、正確には
「できた」でした。
というのも、
時間が経つにつれて、
英語に触れなくなっていくにつれて、
私の英語力はどんどん落ちていきました。
でも、
「TOEIC860点」
という事実は変わらないんです。
だから、だんだん
「TOEIC860点」
という客観的スコアが
自分の足枷になっていったんです。
「TOEIC高得点=英語ができる」
これが周りからの評価です。
でも、実際は
TOEICで高得点が取れただけで
英語が話せない、聞けない
となると、仕事に支障が出てきかねません。
TOEICのスコアに
固執しすぎると
後々自分の首を絞めかねないので
気をつけてくださいね。
TOEIC「専用」の対策が必要
TOEICで高得点を取るためには
TOEIC「専用」の対策が必要です。
私自身大学時代
1年間イギリスに留学してましたが、
帰国後ノー勉でTOEICに臨んだか?
と言われると、
決してそんなことはありません。
TOEICで高得点を取るために
TOEIC専用の勉強をしていました。
例えば、
リーディングのPart5は
1問につき30秒で回答する
みたいなやつです。
あとは
TOEICでしか見たことないような
単語も覚えないといけないわけです。
ぶっちゃけ、
TOEIC高得点向けの人が
覚えた方がいい単語のうち、
ほとんどを私は使われているのを
聞いたことも見たこともありません。
だったら、
自分の仕事で必要な単語を
さっさと覚えた方がいいんじゃないの?!
って思っちゃうんです笑
体力的にしんどい
「体力?!」って思いましたか?
私もこれ盲点だったんですけど、
TOEICは体力勝負です。
留学から帰ってきてすぐ受けた時は
これっぽっちも気づきませんでした。
だって、当時21歳でしたからね。
そこから10年以上経って
32歳で受けた時、
もう、ほんーーーっとうに
しんどかった!笑
そもそも机に向かって
勉強するのって何年振り?
っていうくらいだったので、
2時間机に向かって
座り続けているだけで
疲れんですよね。
ただ、私の場合は、
仕事はデスクワークなので
常に座った状態で仕事しています。
「常に座った状態」と言いつつも
仕事中って、ある程度
自分の好きなタイミングで動いたり
水分補給したりトイレに行ったりすること
ってできるじゃないですか。
でも、TOEICはそれができない!
2時間ほぼじっとしていて動かない上に、
さらにずーっと集中力を切らさずに
問題に集中し続けなければいけません。
これがしんどいのなんの笑
自分から
「TOEIC受けよう!」
「TOEICで高得点取りたい!」
と思って試験に臨むなら
公式問題集や模試を解きながら
体力をつけていけば問題ありません。
何もTOEICのために
筋トレしなきゃいけない
っていうわけではなありませんから笑
でも、
「TOEIC受けるのめんどくさいな〜」
「嫌だけどTOEIC必要だしな〜」
って思いながら受けると
めちゃくちゃしんどいと思います。
これは私自身
10年振りにTOEICを受けた時に
めちゃくちゃ実感しました。
結局、TOECIって受けた方がいいの?受けなくていいの?
TOEICの点数が昇進・昇給・転職に
必要なら受けた方がいい
そうじゃなきゃ別に受けなくてもいい
これが私の結論です。
もちろん人によっては
自分の現在の英語力を客観的に測りたい
と言って受ける人もいるでしょうし、
それはそれでいいと思います。
でも、
英語ができるようになりたいから
とりあえずTOEIC受けてみよう
って思って受けることはおすすめしません。
先ほどもお話しした通り、
TOEICには
TOEIC専用の対策が必要なので、
生半可に受けると
思った以上に点数が取れません。
自分が思っていた以上に
点数が低いと自信喪失しかねません。
ただ、日本で働いている限り、
TOEICが必要になってくることはあります。
「昇進・昇給・転職」の際には
TOEICが一つの判断基準に
なることもあります。
なので、
TOEICが仕事で必要になった!
そんな時にだけ
ガッと短期集中して
目標のTOEICスコアを取得して
あとは自分の仕事に
必要な英語力を鍛えていく。
これが1番いいんじゃないかなと思います。
なぜなら、
TOEICで高得点を取ることが
ゴールではないから
です。
ほとんどの人は
TOEICで高得点を取った後の
次のステージ
例えば、
転職先が外資系の企業で
英語を使って仕事をする
海外出張や海外赴任に
選ばれて外国人の取引先と
商談する
などというのが
本来の目的のはずです。
TOEICはあくまで
自分が行きたいステージへ
進むための通過点に過ぎないんです。
その
「通過点」をすぎるためだけに
1年とか時間をかけている暇は
ないはずですよね。
短期集中で大幅点数UPにはTOEICコーチングがおすすめ
「短期集中して
目標のTOEICスコアを取得する」
なんて、簡単に言いましたが、
自分一人、独学で短期間で
100点UPや200点UPのように
点数を大幅アップさせる
というのは至難の業です。
そんな時に
「TOEICコーチング」
が役に立ってくるのです。
「TOEICコーチング」とは
TOEICの点数を効率よく上げるために
あなたを徹底的にサポートしてくれます。
具体的には
- どうやって
TOEIC対策をすればいいか - 勉強していて
分からないところを質問できる - 勉強時間をどうやって
捻出すればいいか一緒に考えてくれる
というように、
特に忙しい社会人には
ぴったりです。
TOEICコーチングを使えば、
迷うことなく
勉強を進めることができるので
2~3ヶ月で
100点以上アップの可能性もあります。
ぜひ、
TOEICの点数が必要になったら
「TOEICコーチング」
を検討してみてくださいね!