TOEICのリーディングパートって
文章量が多いし
難しい単語もたくさんあるから
最後まで解き終わらずに時間切れ…
っていうことになってしまいがちです。
そこで今回は
TOEICのリーディングパートが
時間内に解き終わらない原因と
時間内に解き終われるコツについて
解説していきたいと思います。
TOEICのリーディングパートが時間内に解き終わらない3つの原因
TOEICのリーディングパートが
時間内に解き終わらない原因は
主に3つ考えられます。
それが、
- 語彙力・文法力が足りない
- 長文を読む力がない・慣れていない
- TOEICリーディングパートの
攻略法を知らない
です。
逆に言ってしまうと、この3つを
しっかりと攻略することができれば
時間内にリーディングを
解き終わることができるということなのです。
TOEICのリーディングパートを時間内に解き終わるコツ4つ
語彙力・文法力をつける
まずは
自分の目標とする点数に必要な
語彙力・文法力と
現在の自分の語彙力・文法力の間に
どれくらいの差があるかを
確認する必要があります。
例えば、現時点で500点台の人が
730点以上を目標とする場合、
中学英語レベルの
文法や語彙力は備わっているけど、
高校英語レベルの文法を理解してなかったり、
語彙力が足りていないということが言えます。
まずは、
自分の目標点数を明確にし、
どの単語を知っているべきかを
把握する必要があります。
何も900点レベルを目指している人が
知っているべき単語までを
覚える必要はありません。
自分の目標点数と
現在の英語力を見比べて
何が足りていないかを
しっかりと見極める必要があります。
そして、自分に必要な
単語や文法を理解して
覚えていきましょう。
時間配分を考える
TOEICは時間との戦いです。
前から順番にゆっくり読んで
問題を解こうとすると
必ず全部時終わる前に
時間切れになってしまいます。
なので、事前に
どのパートに
どれくらいの時間をかけるのかという
時間配分を決めておく必要があります。
目安は
Part5:10分/30問/20秒
Part6:10分/16問/37秒
Part7:55分/54問/1分
となります。
左から順番に
各パートにかける時間
各パートの問題数
1問当たりかける時間
です。
この時間配分で問題を解けるように
公式問題集や模試などを使って
しっかりと練習しておくようにしましょう。
問題を先読みする
これに関しては
意見が分かれるかもしれませんが、
私は断然先読みすることをおすすめします。
特にPart7は文章量が多く、
一通り読み終わった後に問題文を読むと
本文に何が書いてあったかを
忘れてしまいます。
なので、先に設問を読み、
「問われている内容の答えを
探しながら本文を読む」
ということを意識すると、
読んだ内容を忘れてしまった
というのを防ぐことができます。
そして、本文を読んでいるときに
問題の答えを見つけたら、
その時点でマークをしていきます。
この手順で進めていけば
何度も本文と問題文を
行ったり来たりすることを
防ぐことができます。
捨てる問題は潔く捨てる
TOEICは
「Part5は3点だけど、Part7は10点」
というように
問題によって
点数の差がある試験ではありません。
TOEICは「正答数」に基づいて
スコアが算出されます。
なので、
簡単な問題も1問
難しい問題も1問
というように、どの問題も平等です。
なので、
「この問題難しいな…」って思って
悩んで時間を使ってしまうのではなく、
「あ、これは無理だ!」
という問題が出てきたら
潔く捨てるということも時には必要です。
もちろん、あなたが
TOEIC満点を目指したいのであれば
捨てる問題をゼロにして、
全部しっかりと問題を解かないといけません。
ですが、
730点や800点程度を目指しているのであれば、
難しい問題に時間をかけるよりかは
確実に解ける問題を正確に解くほうが
得点につながります。
730点以上を目指すのであれば、
80%程度正解すればいいんです。
逆に言ってしまうと
20%は間違えることができるんです。
なので、
「全部しっかりと読んで問題を解こう!」
と思うのではなく、
「この問題は潔く捨ててしまおう!」
と、覚悟を決めることが時には必要です。
「問題を捨てる」って
めちゃくちゃ勇気のいることです。
でも、
分からない問題に固執するあまり
本当は簡単に解けた問題を正答できなければ
めちゃくちゃもったいないですよね。
いかに正答できる問題を
確実に取っていくか。
この考え方がTOEICにおいては
めちゃくちゃ重要なのです。
まとめ
TOEICリーディングパートの
時間が足りない問題
これは多くの人が
抱えている悩みだと思います。
ですが、
TOEIC満点を目指さない限り、
ある程度の問題数を
「間違えることができる」
と考えることができます。
なので、
今の自分に何が足りないのかを
考えるはとっても大事です。
そしてそれと同時に
自分の目標点数に応じて
どれくらいの問題数を
捨てることができるかを
考えることも
確実に正答していくためには
重要な考え方になります。
ぜひ、参考にしてみてくださいね!