これから新しい言語を勉強しようかなと思っているけど、どの言語を勉強すればいいかわからないな〜と悩んでいるそこのあなた!
せっかく勉強するから少しでも利点やメリットがあったほうがモチベーションがあがりますよね。
私自身海外旅行のために新しく言語を勉強しようと思い調べてみたところ、スペイン語には利点やメリットがたくさんあっていいなと思い、勉強することにしました。
そこで今回はスペイン語を勉強すると得られる利点・メリットを5つ紹介していきたいと思います!
①:スペイン語が話されている国や話者数が多い!
せっかく外国語を勉強するならマイナーな言語より多くの人や国で話されている言語を勉強した方が有利なのは明らかですよね。
キリスト教系の言語研究組織である「国際SIL」が発表したサイト「ethnologue(エスノローグ)」では、2021年現在スペイン語話者数は第4位であり、その数は5億4,300万人とのことです。
また、ethnologue(エスノローグ)で発表している2018年時点の母国語としてスペイン語を話す人は中国語に次いで第2位、その数は4億7,100万人いるとのことです。
また、スペイン語を母国語として話されている国は下記の通り世界中で21か国あります。
・スペイン
中央アメリカ
・エルサルバドル
・グアテマラ
・コスタリカ
・ニカラグア
・パナマ
・ホンジュラス
・メキシコ
・キューバ
・ドミニカ共和国
・プエルトリコ
南アメリカ
・アルゼンチン
・ウルグアイ
・エクアドル
・コロンビア
・チリ
・パラグアイ
・ベネズエラ
・ペルー
・ボリビア
アフリカ
・ギニア共和国
さらに上記の国以外でもアメリカの一部ではスペイン語が通じる地域があります。
つまり、スペイン語を勉強することで5億人以上の人と、そして21か国に住んでいる人、そしてアメリカの一部の地域の人と意思疎通ができるようになると考えたら、ワクワクしてきませんか?
②:発音が日本語と似ているので勉強しやすく、英語の知識が多少あるとより簡単♪
ほとんどの日本人が最初に勉強する外国語は英語だと思いますが、英語って1つのアルファベットからいろんな発音があり、単語によって発音が変わってくるんですよね。
この発音に多くの日本人は苦しめられ、英語学習を諦めてしまうという方が多いんですよね。
しかし、スペイン語は日本語と同じように母音が「a,i,u,e,o(あ、い、う、え、お)」の5つしかなく、単語はローマ字読みすればほとんどの単語を読むことができてしまいます。(例外もありますけどね。)
また、英語とスペイン語の単語は似通っているものが多く、スペイン語単語を覚えるときは非常に覚えやすい時があります。
例えば、英語で「駅」は「station(ステイション)」ですが、スペイン語では「estación(エスタシオン)」と言います。
また、ホテルという単語は英語では「hotel(ホテール)」、スペイン語は「hotel(オテール)」とスペルは全く同じで発音が少し変わるなど、共通点がある単語が多くあります。
外国語学習で大事な語彙力を増やすという点では非常に有利になりますよね♪
③:覚えるべき語彙数が他の言語と比べると少ない!
外国語を習得する時にこれだけ覚えれば日常会話の80%を理解することができるという「必要最低語彙数」という目安の数字があります。
一般的に英語は3,000語、中国語は5,000語、日本語は10,000語(!)と言われているのに対してスペイン語は1,500〜2,000語と言われているので、他の言語や自分の母国語である日本語よりはるかに少ない語彙数で日常会話レベルのスペイン語を習得できるということになります。
自分は外国語として習得するには難関と言われている日本語を操っていると考えれば、スペイン語に対するハードルも下がってきて頑張れるかも!と思えてきませんか?
④:スペイン語が理解できると、ポルトガル語、イタリア語が理解できちゃう!?
スペイン語はラテン語から派生した言語と言われています。
そしてラテン語から派生した言語はスペイン語だけでなく、ポルトガル語やイタリア語も同じくラテン語から派生されています。
つまりこの三つの言語は似ている部分が多く、お互いを理解することができる時があるということです。
実際に、私の留学時代に同じクラスだったイタリア人はスペインで道端にいた人に声をかけまくったことでスペイン語を習得できたと言っていました笑
また、私が現在スペイン語を学習するのに利用しているアプリ「HelloTalk」でスペイン語話者に質問してみると、ポルトガル語とイタリア語はある程度理解できるという回答をもらうことができました。
中にはスペイン語しか話せない人が、ポルトガル語しか話せない人とそれぞれ自分が話せる言語で会話をしたら意思疎通ができたよと言っている人もいました。
つまりスペイン語が話せるようになれば、スペイン語話者だけでなく、ポルトガル語話者やイタリア語話者の人とも意思疎通が取れてしまうということです。
ちなみに、ラテン語から派生した主要言語はこの三つの言語以外にフランス語もあります。
しかしフランス語は独特の発音や単語に変化していったためなのか、HelloTalkで回答してくれた人のほとんどがフランス語は理解できないと回答していました。
おそらくフランス語の発音が独特で、スペイン語と似通っている部分が全くと言っていいほどないためではないかと思われます。
スペイン語だけを勉強するだけで、ポルトガル語やイタリア語も理解できてしまうなんて、一石二鳥どころか一石三鳥ですよね!
⑤:旅行・ビジネスに有利!
メリット1からも分かるように世界中で話されているスペイン語が話すことができるようになれば、現地での旅行やビジネスに有利になります。
世界遺産ベースで考えるとスペインのサクラダ・ファミリアやグエル公園などの48件、スペイン語圏の中南米でははボリビアのウユニ塩湖、ペルーのマチュピチュやナスカの地上絵など合計118件の世界遺産がある国に言葉の壁を心配することなく行くことができてしまいます。
さらにメリット4でも述べた通り、ポルトガル語やイタリア語も理解ができるということを考えれば世界遺産保有国ナンバー1のイタリアやポルトガルや南米ブラジルにも気軽に行くことができちゃいます!
また、statistatというサイトが公開している統計によると、2020年1月時点でインターネット上で使われている言語の第3位がスペイン語とのことです。
ネット上でビジネスが行える現代において、スペイン語を習得できれば日本以外のフィールドでも勝負することができ、利益を生み出すことができる可能性を秘めているんです!
まとめ:スペイン語を学びませんか?
いかがでしたでしょうか?
スペイン語を勉強すると得られる利点・メリットがたくさんあることが分かって頂けたかと思います。
日本人でスペイン語は話せる人はあまりいないと思うので、身につけておくと他の人と差をつけることができると思います。
新しく勉強するにはどの言語がいいか悩んでいるときは、参考にしてもらえるとうれしいです♪